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芸術とエンターテイメントが融合した極上サスペンス

(C)「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

シリーズ累計発行部数1億2千万部を誇る荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。20年末に高橋一生を主演に迎え実写ドラマ化され大きな反響を呼んだ。その制作チームがフランスと日本を股にかけ、劇場長編映画に挑む。それはー美の殿堂、ルーヴル美術館を舞台に展開される露伴最大の事件。最高潮の芸術とエンターテインメントが融合した極上サスペンスがここに誕生した。
出演:高橋一生 飯豊まりえ 長尾謙杜 安藤政信 美波 木村文乃 
原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴 ル-ヴルへ行く」(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス 刊)
監督:渡辺一貴
脚本:小林靖子
音楽:菊地成孔/新音楽制作工房
人物デザイン監修・衣裳デザイン:柘植伊佐夫
製作:「岸辺露伴 ル-ヴルへ行く」製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース、NHK エンタープライズ、P.I.C.S
配 給:アスミック・エース
ロケ地:東山温泉「向瀧」 会津武家屋敷  大内宿(下郷町) 旧甲斐家蔵住宅(喜多方市) シェアハウス古民家(月観庵)(喜多方市) 霧幻峡(三島町・金山町)
漫画家デビューしたばかりの頃の若き露伴(長尾謙杜)が、漫画執筆のため夏休みの間に滞在する祖母の屋敷は、本市の東山温泉 旅館「向瀧」で撮影されました。
会津藩士の保養所として存在していたと言われ、まるでタイムスリップしたかのような時間が流れるこの場所はまさに青年期の回想シーンにうってつけであり、青々とした緑や夏の美しい情景とともに映し出されます。「この世で最も黒い絵」の秘密へと近づくにつれ思い出されていく、妖艶な雰囲気を漂わせるミステリアスな女性・奈々瀬(木村文乃)との出会いや、淡く切ない記憶が幻想的に描かれています。
会津地域で撮影されたパートは物語のカギを握ります。ミステリアスで美しい物語の背景となったロケ地を一挙紹介します!
東山温泉「向瀧」
会津藩指定保養所の歴史を引き継いだ、国の登録有形文化財、源泉かけ流し風呂認定の温泉宿です。一歩足を踏み入れた瞬間から、いにしえの日本へとさかのぼります。再現不可能な木造建物が、自然豊かな中庭を包み込み、ゆったりと柔らかな時空間を作り上げています。聞こえてくるのは池に流れ込む滝の音と、風が奏でる木々の音、周りには山からのマイナスイオンがあふれます。また明日から、豊かな人生が始まりそうです。
会津武家屋敷
会津武士道を中心とした会津の歴史、文化の伝承と発信を使命とする施設が「歴史感動ミュージアム会津武家屋敷」です。2300坪及ぶ会津藩家老西郷頼母邸はけやき・ひのき・杉材を使用した和様建築の豪華壮大な造りとなっており、表門に足を踏み入れると、そこからもうタイムスリップ、会津武士の生活が偲ばれます。他に歴史資料館、精米所、県重要文化財の陣屋や茶屋なども軒を連ね見どころ満載です。赤べこや起上り小法師の絵付けの体験コーナーもあり、弓道体験では的を射ぬくと景品をゲット出来ます。「お食事処・九曜亭」、福島・会津のいいものを集めた「郷工房・古今」へは見学せずに直接お入り頂けます。
大内宿(下郷町)
江戸時代、関東と会津を結ぶ下野街道の交通の要衝だった大内宿は、宿場として、また荷駄運送の駅所として栄えました。会津藩主(初代、2代、8代)の参勤交代の際もこの街道を通り、年に数万俵にのぼる廻米も運ばれていました。
現在もそのかつての姿を残すこの場所は、国重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。
ランチには、会津松平家の祖である保科正之が会津へ入った際に、一緒に伝えられたという辛味大根のおろし汁で食べる「高遠そば」やネギを箸代わりに食べる「ネギそば」がおすすめです。
旧甲斐家蔵住宅(喜多方市)
「蔵のまち喜多方」を代表する名所の一つ。酒造業や製糸業などを営んできた甲斐家の4代目・甲斐吉五郎が、7年の歳月をかけ、1923年(大正12年)に完成させたと伝わる蔵住宅です。喜多方では珍しい黒漆喰や、51畳の座敷蔵、螺旋階段など、喜多方一の贅沢さを誇り、座敷蔵・店蔵・醤油蔵を含め国の登録有形文化財に登録されています。
 令和5年4月より、保存修理工事のため当面の間休館となります。見学はできませんが、中の様子はVR動画でお楽しみください。尚、外観もシートで覆われる期間がございます。
 今後、工事期間中の特別公開を予定しており、詳細は喜多方市のホームページなどでおしらせします。全面公開は令和8年度の予定です。
シェアハウス古民家(月観庵)(喜多方市)
「月観庵」は昭和7年に建てられた、レトロな雰囲気の和洋折衷住宅。喜多方市中心地近くにある、まちの歴史を語り継ぐ古民家の民泊施設です。実際に宿泊してロケ地の雰囲気に浸ってみてはいかがでしょうか。
※見学の際は事前に問い合わせをお願いします。
0241-22-0740
霧幻峡(三島町・金山町)
かつては、生活の足として只見川を渡る「手漕ぎの渡し舟」。その渡し舟が「霧幻峡渡し舟」の名称で復活。情緒ある「手漕ぎの渡し舟」と夏場に現れる「川霧」を始めとする只見川の川面から眺める風光明媚な景色に感動ください。
映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」のロケ地を巡るコースです。
福島県会津で撮影されたパートは、岸辺露伴の青年時代で、物語のカギを握ります。その舞台となった「大内宿」や「会津武家屋敷」を巡りましょう。さらに、岸辺露伴の祖母の屋敷として撮影された東山温泉旅館「向瀧」は江戸時代中期からの老舗で、国の登録文化財制度の第一号物件として登録された由緒ある旅館です。
他にも東山温泉には趣のある旅館がたくさんあります。映画の世界観を楽しんだ後は、ぜひ東山温泉でゆっくりお休みください。