「大河ドラマ『八重の桜』のオープニングにも出てきた桜。会津を代表する桜の一つです。この石部桜は、樹齢約650年といわれるエドヒガンで、中世会津の領主葦名氏の重臣、石部治部大輔(いしべ じぶだゆう)の庭にあったと伝えられています。10本の幹からな り、枝張は最も広いところで約20mもあり、のびのびと枝を広げるその雄大な姿に魅了されます。また、周囲が田んぼに囲まれているので一際目立ちます。見頃:4月中旬~4月下旬
石部桜から離れて建っている歌碑は「星暁邨(ほしきょうそん)歌碑」です。
『花みつつかすみ酌むまのひと時はうき世の外の我世なりけり』
(花を愛で、霧を楽しむそのひと時は、現世の外にある自分の特別な世界だ。)
この短歌は自然の美しさに触れることで、日常の煩わしさや苦しみから解放される瞬間を描いています。具体的には「花みつつ」とは、花を愛でながら、「かすみ酌む」とは霞(かすみ:春や秋に見られる霧のような現象)を楽しむことを指しています。
「うき世の外」は、「うき世」(現世、苦しみの多い世の中)から一時的に解放されている状態を示しており、「我世なりけり」は「自分だけの特別な世界だ」という意味です。つまり、自然の美しさに心を委ねることで、俗世間の煩わしさから解放される特別な瞬間が、自分の心の中に現れることを表現しています。
(出展図書:会津文学碑散歩など)
ぜひ石部桜の下で体験してみてください。
石部桜から離れて建っている歌碑は「星暁邨(ほしきょうそん)歌碑」です。
『花みつつかすみ酌むまのひと時はうき世の外の我世なりけり』
(花を愛で、霧を楽しむそのひと時は、現世の外にある自分の特別な世界だ。)
この短歌は自然の美しさに触れることで、日常の煩わしさや苦しみから解放される瞬間を描いています。具体的には「花みつつ」とは、花を愛でながら、「かすみ酌む」とは霞(かすみ:春や秋に見られる霧のような現象)を楽しむことを指しています。
「うき世の外」は、「うき世」(現世、苦しみの多い世の中)から一時的に解放されている状態を示しており、「我世なりけり」は「自分だけの特別な世界だ」という意味です。つまり、自然の美しさに心を委ねることで、俗世間の煩わしさから解放される特別な瞬間が、自分の心の中に現れることを表現しています。
(出展図書:会津文学碑散歩など)
ぜひ石部桜の下で体験してみてください。
住所 | 〒965-0003 福島県会津若松市一箕町八幡石部 |
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電話番号 | 0242-39-1251(会津若松市観光課) |
アクセス | 飯盛山市営駐車場より徒歩で約15分 |
駐車場 | 飯盛山市営駐車場をご利用ください |