「蒔絵師」とは漆器などに絵や文様などを描き、装飾する職人のこと。その職人が手仕事をする「御蒔絵 やまうち」は趣のある蔵の中に工房とギャラリーがあります。漆器作りに重要な湿気や温度が一定に保ちやすいため、このような場所での仕事にこだわっています。工房では伝統の技法にこだわり、ひとつひとつが手作り。品物はすべて木製・本漆・手塗り・手描きで仕上げているのが特長です。こういった職人の工房は見学できないイメージが強いですが、ここは見学もOK。ギャラリーの展示品も説明を受けるとまたひと味違って見えてくるから不思議です。