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上杉景勝が徳川家康の会津征伐に備えて計画した未完の城跡

慶長5年(1600)会津領主上杉景勝は、鶴ヶ城の立地が山に近いことを危惧し、周囲が開けていて大川の水を利用できる神指原(こうざしはら)の地に築城を始めました。
しかし、この築城工事が徳川家康に上杉征伐の口実を与え、数ヵ月後の6月10日、家康の会津征伐が間近に迫ったことから工事は中止。神指城は工事途中のまま残され幻の城となりました。
面積は鶴ヶ城の約2倍の55ha。完成すれば奥州を代表する巨大城郭が出現するはずだった神指城ですが、現在では二の丸の一部と本丸跡をわずかに残すのみです。
住所 〒965-0063 福島県会津若松市神指町高瀬
アクセス (バス)路線バス「神指黒川」下車、徒歩15分
(車) 磐越自動車道 会津若松ICより約10分
備考 道路が狭いので大型バスはご遠慮下さい。