見ても使っても素敵!伝統の逸品・会津漆器
会津漆器の魅力と美しさ
会津漆器は今から約420年前に、時の領主蒲生氏郷が近江国(今の滋賀県)から木地師や塗り師を呼び寄せたのが始まりとされています。漆器が伝統産業として発展してきた背景には、山深く木地の材料となる樹木と漆が豊富に産出される環境と、湿潤な気候風土があったから。当時の会津の冬の暗さとは裏腹に、会津漆器は優雅さと鮮やかな彩りを特徴として発展してきました。とくに松竹梅や破魔矢といった文様を施した「会津絵」は代表的です。多少高価でも、アクセサリーから汁椀、ワインカップ、重箱などお気に入りの逸品を手に入れてみてはいかがでしょう。
プレゼントにも最適の会津漆器
プレゼントにも最適の会津漆器
蒔絵体験に挑戦しよう
会津漆器のお椀やお盆に蒔絵を描く体験です。蒔絵は無地の漆器に筆で絵を描き、漆がまだ乾かないうちに金銀粉をまぶした後、これを拭き取ります。会津独特の技法です。思い思いの絵柄を自由に描ける体験のできる施設は市内にいくつもあります。いずれも体験時間は約1時間。料金は器によって違いますが、1,050円~3,150円位です。体験が終わればそのまま持ち帰ることができますので、旅の思い出として最適なお土産と言えるでしょう。
世界に1つだけの作品を作ってみよう
世界に1つだけの作品を作ってみよう
艶やかではかない会津絵ろうそく
「江戸の灯りは会津から」と言われるほどで、漆の実から採る会津の漆蝋(うるしろう)は江戸で消費される和ろうそくの3分の2を占めていたともいわれています。それほど和ろうそくは会津の貴重な特産品でした。現在はハゼの実から採取した蝋を使っています。ろうそくに艶やかな菊や牡丹、椿、梅などの絵を描いた会津絵ろうそくは、昔から主に武家社会や寺院で利用されてきました。今では、火を灯せば、描かれた花の絵柄がろうそくとともに幻のように消えていくはかなさが愛され、部屋のインテリアとしても喜ばれています。絵付け体験ができる店もあります。
使うのがもったいないほど美しい模様です
使うのがもったいないほど美しい模様です
起き上がり小法師は「がんばる」象徴
未曾有の東日本大震災があって、脚光を浴びているのが会津の伝統的民芸品の起き上がり小法師。超ミニダルマのような、倒してもまた起き上がる様子が愛らしく、復興のシンボルとしても喜ばれています。もともとは会津地方のお正月の縁起物で、1月10日の初市「十日市」で家族の人数より一つ多く買い求め、一年中神棚に飾るという風習があります。一人でも多くの子宝に恵まれますようにとの願いが込められていますが、少子化対策にぴったりの民芸品と言えるかも知れません。あなたのポケットかバッグにそっと忍ばせて。絵付け体験ができる施設もあります。
復興のシンボル起き上がり小法師
復興のシンボル起き上がり小法師